どうも!これ書く度にサンライズに乗りたくなってくる!ミスターサタンです!!
という事で今回は、前回のサンライズ旅の続きを書いていきたいと思います!前回(Part 1)のブログまだ見てないよって方は、下のリンクからぜひ見てください!
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【長編】サンライズで出雲へGO!! 〜Part 1〜
どうも!このご時世でも電車に乗りたくてたまらない!スターダストです!! 今回は、ちょうど1年前(2019年)の3月に、寝台特急の「サンライズ出雲」に乗って、島根県の出雲に旅行に ...
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目次
遅れもまた、チリ積もって山
さて、前回は浜松を出て浜名湖を渡った後に就寝した。
それから、目が覚めたのは5:15頃だった。思ったよりかなり早い起床だったが、せっかくなので流れゆく景色を楽しむことにした。

だが、スピードが明らかに遅い。カーブなどの速度制限でスピードを落とすことはあるが、それにしたって遅すぎる。始発の時間帯では考えにくいが、前の列車でも詰まっているのだろうか。そう思いながら、列車は「石山駅」を通過した。
そう、姫路到着は5:25、その10分前の5:15に京都よりも4駅手前の石山駅を通過している。寝て起きたらとてつもない遅れが発生しているという、とんでもない状況になっていた。
その後、車掌さんによる車内放送で
・東海道本線の大垣〜垂井間での前方の貨物列車のトラブルのため遅延
・さらに、この先の京都〜高槻間での信号トラブルによる遅延
・上記2つのトラブルによって、1時間20分遅れで運行しているとのこと
・2つ目にあげた信号トラブルの復旧目処が立っておらず、この先さらに遅れる可能性
・これらの影響により、通常は停車しない「新大阪駅」に臨時停車し、新幹線への代行輸送を行う
と、このような放送が流れた。
内容を聞いた時はびっくりしたが、何よりもまずは「遅れ承知で、終点の出雲市までサンライズに乗る」か「少しでも早く出雲市に着くために、新大阪から新幹線に乗り換える」このどちらかの選択で頭を悩ませていた。
とは言っても、それぞれに違うメリットがあるので、それを挙げていくことにしよう。
終点「出雲市」までサンライズで行く場合

まず、終点までサンライズに乗る場合、当然ではあるが、新幹線に乗り換えるよりも到着が遅くなってしまう。だがその反面、面倒な乗り換えをせずに、終点までゆったり移動することができる。さらに、今回の場合は2時間以上の遅れなので、乗り換えずに終点まで行けば、特急料金と寝台料金を全額返金1)JRの定めた規定により、特急列車などの特急券を必要とする列車では、到着予定時刻よりも2時間以上遅れた場合に特急料金を全額返金してくれる。理由としては、特急列車は追加料金を払って目的地まで速く行けるのが売りであり、大規模な遅れが生じたならその売りとしている所も無意味になってしまうから、というのが有力な説である。但し、ICカードや切符などの運賃については返金対象外。してくれる。
新大阪から、代行輸送を使って出雲市まで行く場合

一方で、新大阪から新幹線→岡山で伯備線特急「やくも」に乗り換えて出雲市まで行く場合、新大阪〜岡山間の指定された新幹線(今回の場合は「のぞみ95号 博多行き」)の自由席に限り、特例として追加料金を払わずに乗ることができる。
そして、岡山から伯備線特急「やくも」に乗り換えるが、これは明確な列車指定こそされてないものの、サンライズの寝台券・特急券を見せれば、追加料金なしで自由席を利用することができる。(新幹線、やくも共に、混雑等の理由から指定席やグリーン車を利用する場合は追加料金がかかる)
この方法だと乗り換え回数が多いので、サンライズ1本で出雲市まで行くよりは少し疲れるかもしれない。でも当然のことではあるが、サンライズ1本で行くよりも圧倒的に早く出雲市に着くことができる。また、追加料金を払わずして新幹線や他の特急に乗れるのだからお得感はあるし、いろいろな電車に乗るのが楽しい人にとってはいい思い出になるだろう。
ただ、新幹線と伯備線特急「やくも」の代行輸送の場合、サンライズの特急料金、寝台料金は返金されないので注意が必要だ。
このように、今回の場合は新幹線でも追加料金がかからないので、実質料金は変わらないとみていいだろう。それ故に、この選択に関しては正直、旅行の趣旨によっても変わってくるものだと僕は思う。
もし仮にこのブログを読んでくれているあなたが
「寝台列車に乗るために旅行に行く」のではなく
「行った先の観光スポットを楽しむために旅行に行く」のであれば、
・終点まで遅れている寝台列車に乗る
・少しでも早く目的地に着くために、追加料金なしの新幹線に乗り換える
あなたはこの2つのどちらを選びますか?
多分、ほとんどの方が後者を選択すると僕は思っています。
行った先の観光スポットを楽しむために旅行に行かれるのであれば、少しでも早く目的地に着ける「新幹線」を選ぶのは当然のことだと思います。
追加料金がかかるなら話は別ですが、今回の場合はタダで新幹線に乗れるようなもんですからね。
「またとない機会」か、「ゆったり楽しむ」か
さて、話を戻すと、僕も「サンライズで終点まで行く」か「新大阪で新幹線に乗り換えて行く」かでものすごく迷った。今回の場合は「サンライズ(寝台列車)に乗るため」にこの旅行に行っているので、できればこのまま乗っていたかった。
ただ、その一方で「新幹線に無料で乗れるなんてめったにない機会だし、今回新幹線に乗る計画もなかったから、これは大きな経験になる」という思いもあり、相当悩んだ。
そんな時、どっちにするか決めるための「カギ」となる一つの考えが浮かんだ。それは「出雲市から東京までの帰路もサンライズに乗るか否か」という考え方だった。もちろん帰りもサンライズに乗って東京まで帰る予定である。この考えまでたどり着けば、答えはもう目の前にあると言っていい。
もし帰りにサンライズに乗らないなら、行く時に乗ったのが最後になってしまうので、出雲市までサンライズを充分満喫していたいという答えになったであろう。
だが、今回の場合は新大阪でサンライズを降りたとしても、帰りにまたもう1回乗れるチャンスがある。そう考えると、今回の旅行で計画していなかった「新幹線」や「特急やくも」に無料で乗れるという、またとない機会を逃すという選択肢は、もはやどこにもないように思えた。
とてつもない時間を使って考えた結果、せっかくのいい機会なので、新大阪から新幹線に乗り換えることにした。
そして2段目(僕が寝たとこ)の荒らされようがハンパない!どんだけ寝相悪いんだ笑

列車は新大阪の3駅手前、岸辺駅を通過している。
新大阪到着まであともう少し、サンライズに乗っていられるのもあとわずかである。思えば、東京から乗って9時間、たくさんの流れゆく景色をサンライズから眺めることができた。わずかな揺れがゆりかごみたいで、寝心地も最高のものだった。ここで降りることになるのは非常に惜しいが、無料で新幹線に乗れるという未知の体験ができるので、なかなかできない経験を楽しんでくるとしようか。
ありがとう、サンライズ!また帰りもよろしく!!
サンライズへの感謝を胸に、部屋を出てドアへと向かう。
新大阪到着、新幹線は予想以上か
新大阪に着いたのは7:07、予定より2時間以上遅れての臨時停車だった。
ちなみに新大阪から乗り換える新幹線は、7:12発の「のぞみ95号 博多行き」だ。乗り換え時間はわずか5分。これは急がないと間に合わない!

サンライズを降りて階段を上ると、近くにいた駅員さんから「業務連絡書」という紙をもらった。
これは、簡単にいえば新幹線の自由席特急券みたいなもので、これを東京〜出雲市までの切符、サンライズの特急券・寝台券の2つと一緒に新幹線改札の駅員さんに見せることで、特例として新幹線に乗ることができるものである。
ただし、見ての通り乗車する新幹線とその区間は定められており、今回の場合は「新大阪7:12発 のぞみ95号 博多行き」に乗って岡山まで行くという条件付きになっている。なので、もしこれに乗り遅れでもしたらと思うと、心底ヒヤヒヤする。
あと、これ以外にもう1つ条件があり、先述したように新幹線の代行輸送を利用した場合、サンライズの大幅遅延による特急料金、寝台料金の全額返金はされなくなるので注意が必要だ。

そういえば、朝食をまだ買ってなかったので、どこかで駅弁でも買おうと思っていたが、この時すでに7:08で駅弁を買う余裕などなかった。
「まあ新幹線乗ればなんか買えるだろうし、最悪でも岡山で買えばいいや」
と思いながら駅弁屋をスルーし、新幹線の改札へと向かう。
だが、この時僕はまだ知らなかった。朝の通勤時間帯、サンライズからの代行輸送、この2つの状況が重なった時、物凄い混雑になっていることを。
混み合う改札、人はごった返し

駅弁屋から程近い新幹線の改札に着いた時、僕はこの光景を見て唖然とした。
まあ、サンライズからのお客さんは他にもたくさんいるし、何より通勤時間帯というのが大きいと思うので、しょうがないとは思う。ただ、それでも「このままだと7:12の新幹線(のぞみ95号)に間に合わないんじゃないか」という不安は残ったままだった。
そんな心配もつかの間、すぐに有人改札を抜けて、あっという間にのぞみ95号の発車ホームである21番線に行くことができた。
ホームに上がると、物凄い人が新幹線の到着を待っていた。
この行列からして、座るのはおそらく無理だろう。そう思っていた。
程なくして、のぞみ95号 博多行きが到着した。いやぁ〜新幹線はいつ見ても圧巻だな!!
ドアが開き、並んでいた人全員が車内へと吸い込まれてゆく。もちろん、僕もその一人である。しかし並んでみて、1つのドアから乗り込む人は思ったよりも少なかったことがわかった。だからと言って自由席なので座れる保証がないことに変わりはない。

ものすごい混雑で座れるかどうかわからない状況だったが、通路側ではあるものの、何とか席を確保することができた。この混雑の中、席を確保できたのはもはや奇跡としか言いようがない。
そして、僕を含め多数のサンライズ客を乗せたであろう「のぞみ95号 博多行き」は一瞬の静寂の中、新大阪駅を出発した。
写真には撮れなかったが、ぶっちぎりの速さでめくるめく景色が変わっていく様は、さすが新幹線といえる。久々に乗れたので結構いい経験になった。これもまたいい思い出だ。
のぞみ95号 博多行きはその後、新神戸に到着。新神戸での客の動きはあまりなかった。新神戸を出発したら次はもう岡山だ。なお姫路は通過する模様。
そして時間はあっという間に過ぎていき、もうすぐ岡山というところまで迫っていた。デッキには自由席に座れなかった人、そして岡山で降りる人で埋めつくされていた。あまりの人の多さに、つい萎縮してしまうほどである。
新幹線はそのまま岡山駅に進入し、ゆっくりとそのスピードを落としてゆく。45分は早いもので、新幹線の旅もあっという間に終わった。
ありがとう、新幹線!ありがとう、のぞみ95号!!
その感謝を胸に、僕は新幹線を降りようとした……
その時だった。
次のページへ続く!
注釈
| 1. | ↑ | JRの定めた規定により、特急列車などの特急券を必要とする列車では、到着予定時刻よりも2時間以上遅れた場合に特急料金を全額返金してくれる。理由としては、特急列車は追加料金を払って目的地まで速く行けるのが売りであり、大規模な遅れが生じたならその売りとしている所も無意味になってしまうから、というのが有力な説である。但し、ICカードや切符などの運賃については返金対象外。 |