”その時”は突然やってくる
東京駅を出て高輪ゲートウェイ駅を見た後、僕は友人と遊んでから帰ろうとしていた。
18:30頃、横浜駅で東海道線に乗り換えようとしたその時だった。
伊豆急下田始発の「サフィール踊り子4号 東京行き」に、まだ空席はあるだろうか
そんな考えが頭をよぎった。
善は急げとはよく言ったもので、指定席券売機で空席を探してみた。するとなんと…

なんと!サフィール踊り子4号のグリーン車!しかも窓側が見事取れたのだ!!✨
まさか営業運転を開始した当日に乗れるなんて思ってもいなかったもんだから、もう嬉しくて嬉しくてたまらないわけですよ!いつか乗りたいという願いが速攻で叶ったんだから、この奇跡に感謝するしかないが、やはり感謝してもしきれないほどだ✨

ちなみに横浜は18:57発で、終点の東京には19:20の到着になっている。
ただ、ホームに着いたはいいものの、下りホーム(5・6番線)と違い、上りホーム(7・8番線)には、踊り子をはじめとした特急列車の乗車位置が明確に記されていない。もちろん、サフィール踊り子もその対象になっているのは言うまでもないだろう。
まあ、横浜〜東京間のたった20分、しかも所要時間は普通電車とほぼ同じ。そんな中、追加料金を払ってまで特急列車に乗る人なんてそうそういないしな。
つまり、その駅から乗る人がほとんどいないもんだから、乗車位置を明確にしたところでほとんど意味はない。当然といえば当然のことであると思う。

さて、いよいよサフィール踊り子4号 東京行きがやってくる。
期待と興奮冷めやらぬ中、サフィール踊り子4号が、その顔を見せてくれた。


ああ、いよいよだ…
いよいよ夢にまで見たひと時が訪れる。この時をどれだけ楽しみにしていた事だろうか。
そんな思いを抱きながらも写真撮影に勤しむ僕。乗り遅れたらどうするんだ!笑

待ちわびた瞬間が、今ここに
写真撮影も済ませ、いよいよ「サフィール踊り子」という名の別世界へ足を踏み入れる。

なんということだ…
とてつもない重厚感と静けさが漂う車内、そして夜景と相まって、まるで夜に流れる三重奏を奏でているような車内の雰囲気に、驚きと感動を隠せなかった。
僕の座席は7号車の9-A席、海側である。まあもう海は見えないけどね笑

座席には、電動オットマンと読書灯がついている。さらに、前の席までのスペースも広いので足も存分に伸ばせる上、リクライニングしても後ろの人に窮屈さを感じさせることがないようになっている。そして、スーパービュー踊り子のグリーン車同様、シートピッチも広く取られているので、ゆったりとした座り心地を体感することができた。

座席からの視点はこんな感じ。上の案内ディスプレイは、E257系(踊り子)や251系(スーパービュー踊り子)よりもかなり大きくなっていて、見やすさが格段に向上した。

さらに、肘掛からはミニテーブルも出せるようになっている。すぐ手元に飲み物などを置いておきたい時に便利だ。

帰宅後に気づいたことなのだが、実はこのテーブルは手前に引き寄せることができるらしい。今回乗った時には気づかなかったので、次回試してみようと思う。

そして隣のシートとの間には、充電する時などに使えるコンセントが備わっていた。コンセントを持参していれば、車内でモバイルバッテリーを使うこともなくなるので嬉しい限りである。
確か、サフィール踊り子ってこのグリーン車よりも上の「プレミアムグリーン車」っていうのがあったよな…
いやいや!グリーン車でも充分快適すぎるわ!!笑
とツッコミたくなるほど快適だったことは間違いない。
この素晴らしき車内で20分を過ごせるなんて最高じゃないか!
こうして乗ってみると、あっっという間に東京に着いてしまいそうで怖いくらいだ。このわずか20分間、絶対に有意義なものにしよう!
そう思った僕は、少しだけ探検してみることにした。
4号車「ヌードルバー」

ヌードルバーは、サフィール踊り子でふるまってくれる料理を食べられるところ、いわゆる食堂車のような場所になる。
左側のカウンターテーブルに腰掛ければ、伊豆半島の雄大な海の景色を眺めながら美味しいラーメンを食べられる、なんてことも夢じゃない。
しかも夜ともなると、バーのような上質感あふれる空間になるもんだから、特急列車とは思えないくらいだ。
そして3号車へと続く細い通路だが、ここは通路幅が狭すぎて一人しか通れないところが少し難点であるといえる。

3号車「グリーン個室」

4号車の細い通路を抜けていくと、グリーン個室のある3号車にたどり着く。
この通路だけでは夜の上質な雰囲気はそこまでないが、家族や友達となど、大人数で乗るときにはもってこいであろう。
この先、2号車のグリーン個室、そして1号車のプレミアムグリーン車と、道が続いている。
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